
7910 は諏訪精工舎の標準品として最初の CMOS メロディ IC です。SEIKO の時計など社内向けに作っていた IC をマスクプログラマブルの標準品として外販したものと思います。2000 年代まで製造していた、意外に息の長い IC です。


データシートの電気的特性を見ると、「スイッチのチャタリング継続時間」の最大値が 16 分音符となっています。画像は 1985 年版データシートからの引用ですが、データシートに音楽記号を載せたいという開発者のこだわりかもしれません。もっとも、一般的には One Beat =♩(4分音符)だと思いますが…。
BPM = 120 のとき 2♩/Second なので、tch (max) = 1/8Hz = 125ms となります。
7920 以降の IC では、「スイッチのチャタリング継続時間」の項目自体掲載されていません。